陰に追いやられたそれらは一体いつ一条の光を与えられるのだろう
シャドウ。人間の心には必ず表出しきれなかったサムシングがありそれはダークな側面を併せ持っている。いつでも光を待ち望んでいる何かを知るためにタロットカードが心の深淵に潜む陰を探り当て意識の光を注ぎ込むことでシャドウは溶解しみなぎる力へと変容します。
ボヘミアン・ゴシック・タロットが美しいのは逃げ惑うシャドウを正面から捉えてその姿を顕わにするから。
ついつい視界からも思考からも外して存在しないかの如く振舞っている見たくないものに焦点を当てるから。
ずっと息づいていながらも無視し続けたその何かを意識するとき人の心は動揺し揺さぶられ、そして常態化していた世界から放り出されることで固着した穢れを振り払う事ができるから。輝きを取り戻すその瞬間に感じるものはこの世の始まりに降り注いだ光と同じ性質のものであることは疑いの余地がない。
ボヘミアンゴシックタロット ギャラリー
小アルカナの4人のクイーンたち
怖そうなタロット、と思うなかれ。しっかり美しさが際立つ作りであることは変わりありません。

ボヘミアン・ゴシック・タロットはなぜ美しいのか。
小アルカナの美しい4人のクイーンたちを見れば、繰り返し繰り返し、美しいタロットカードと連呼している理由のひとつがご理解いただけることでしょう。ダークテイスト、だけど、本当に美しい。いや、暗いからこそその輝きが光を強調してさらに美を増幅させているに違いありません。でもこれだけではないのです。ボヘミアン・ゴシック・タロットがなぜ保有する価値があるのか、その卓越した切り口と表現力を知れば必ずおわかりいただけるはず。その一端をご紹介して参ります。
欲望もまた陰に潜んでいる
女の欲望は物欲に表れる
闇に姿を変える悲しみ
悲しみが深ければ深いほど底知れぬ深い谷底へ
力を持つ者にもまた潜んでいる陰の存在
見えないパワーが裏に潜む恐怖
影が迫り来るときの絶望
恐怖が先に立ち光の存在は無と化す
THE CHARIOT
戦車のカード
戦車は積極的、勇猛果敢に突進する力強いパワーを秘めたカードです。でもボヘミアンゴシックタロットの戦車はまるで自分が見ることを恐れて目を逸らしている事があちらから突進して直視することを要求してきているような、そんな恐怖感を覚えるカードです。このようなものに追い回されたらたまったものではありません。でもこのカードはそれを要求し続けるのです。おそらくそれほどまでに早急に「見るべき何か」を自分が抱えておりそれゆえカードが親切にその強烈なメッセージを届けにきているという事に他ならないでしょう。まずは真摯に受け止め、粛々と心の闇に向き合って意識の光を当て闇の溶解を促していきたいものです。

闇の中で作るものは所詮闇
生み出されるものは闇の連鎖を呼ぶ

THE MAGICIAN
魔術師のカード
魔術師のカードナンバーは1。だから物事のスタートにふさわしいカードです。でも闇に包まれた環境で何かをスタートしても、それは闇を増長させているだけかもしれません。まずは精神の闇を意識してそのダークなエネルギーを昇華させていくことが大切。それこそが真に想像力を有する者の最初の一歩であり、神に与えられたクリエイターとしての才覚を発揮するために必要な心の状態です。真の創造主である神の子にふさわしい創造性を育んでいくために。魔術師のカードはそれを教えてくれるはずです。
愚か者の旅に出る
闇の愚者は光を探して旅に出る
THE FOOL
愚者のカード
フールズ・ジャーニーと呼ばれる愚者の旅の物語。それは愚か者の旅のことだがそれは即ち我々の人生の旅路のことなのだ。なぜなら誰しもが所詮、愚か者に過ぎないのだから。闇の愚者が旅に出るのは光の世界を探り当てるのが目的だ。ただし明確な意識でその目的を達成するという格好いいヒーローみたいな真似はできない。ただただ、ひたすら無意識に動き回りようやく光の世界の入り口に辿り着ける可能性がそこにあるのみだ。時には道化に徹し、時には権力者に媚びへつらいながら動き回るその姿は我々人間の姿そのままではないか。


『愚か者の旅』
人には言えないこの想い、言葉にできないもどかしさ、でも確実に心の中に潜んでる、それは一体、何なのか。その何かを探り当てる旅にでる。それがフールズ・ジャーニー『愚か者の旅』。
タロット全般を貫くこの旅路の物語。
タロットに導かれ賢者の示す道を辿りながらはてさて一体どこに行き着くのだろう。
私の人生の目的とは?
誰しもが愚か者。人はどんなに恰好付けてもどんなにお金を稼いでも、所詮はひとりの愚か者。だからこそ尋ねたい。私は一体何者か、と。私の抱えるこのモヤモヤは私を一体どこへ向かわせようとしているのか、と。いつでもそれを、知りたいに違いない。ただどれほど真摯に願ったところで教えてくれる人は誰もいやしない。それがこの世の真実なのだ。

自分を突き動かすエネルギーはどこへ自分を運ぼうとしているのか
本当は知ることを避けている
今の生活を守りたいから

知らなくったっていい。知る必要がない。だから見ない。
知ることで今のバランスが崩れてしまうかもしれないから
だからわざわざ深く切り込むような真似はしない。
だってその方がずっと簡単で楽だもの。
・・・それでも構いません。確かに生きていくのは大変ですし。
いつか噴出しないか、ただ、それが気掛かりなだけです。
その守りたいものをずっと守り続けるために時には、
見ておいた方がいいこともある。
心のメンテナンスを時にはした方がいいかもしれない。
それをご提案しているのがこのボヘミアン・ゴシック・タロットです。
身動きが取れない
そんな時によく出るのが『吊るされた男』
『吊るされた男』のカードは状況を冷静に見極めたり見方を変えて発想の転換を促すカードでもあります。
身動きが取れないのとじっくり状況を冷静に観察することは違います。冷静に見ているならそれでよし。でも本当にそれだけでしょうか。傍観者として状況を眺め続けるだけで実は動けないだけなのかもしれない、そんな目線が時には必要です。


安全な場所が”好き”
ポジティブ思考だから気にならない?
やりたいことはあるけれど今の状況もとても気に入っているから変化を起こしたくない。
このままでいい。何にも問題ない。だって・・・わりと幸せだもの。それに物事は良い面を見ることが幸せの秘訣っていうし。だから変わる必要ない。
変化が必ずしも幸運かと尋ねられればそれは確かにそうとは限りません。ただ、易経ではこのように言います。「吉凶は動から生ず」と。吉凶に左右されたくない平穏無事な状況を好むならそれでいいのかもしれませんが、あまりにも「動」のエッセンスが日々の生活や人生に乏しいとそれは「気」の淀みを生じさせます。目に見えないからついついおろそかにしがちですが、このエネルギーの流れは適度に活性化しておかないと、「流れる水は腐らない」ではありませんが淀みが腐臭へと変化していく怖れがあります。

目に見えるものと見えないもの、それぞれのバランスを取ることが大切です。
タロットは常にバランスを考えます。特にこれからは「風」の時代。柔軟性やフットワークが成功の鍵となる時代です。深く考える事も大切、そして軽やかに動く事の大切、このような視点がこれからますます重視されていくでしょう。今後のタロットもこの目線を大切にしながらリーディングすることでより時代にふさわしいメッセージを得ることに繋がるはずです。

タロットカードは沈殿した思いに焦点をあて、そのわだかまりを溶解させる力を持ちます。自分の思いを行動に移せないのはなぜ? 何が自分を止めているの? そのような根本的な疑問に対しカードが答えてくれるのです。ボヘミアンゴシックタロットは自分の心の奥深くまで食い入る力のあるタロットデッキです。カードの少し不気味な雰囲気が目にした時点でまず見る者の心を揺さぶることに成功しているのです。リーディングでここからさらに踏み込んでいきましょう。
人間の芸術的な残酷さ
”実際、ときによると《野獣のような》人間の残虐なんて表現をすることがあるけど、野獣にとってこれはひどく不公平で、侮辱的な言葉だな。野獣は決して人間みたいに残酷にはなれないし、人間ほど巧妙に、芸術的に残酷なことはできないからね。”
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』

傷つけられたと感じているなら
芸術的とはとてもいえない残酷さに触れたなら
『カラマーゾフの兄弟』のイワンは「人間の芸術的な残酷さ」を口にしましたが、現実はそんな風に流暢に語り部になれない本当の残酷さに満ちています。残酷さは残酷さに過ぎません。芸術的だなんてとんでもない。でもその残酷さを実行する者がいるのも事実。彼らの価値観ではそれはおそらく、正しい、のです。

だからこそ、時には癒しのカードが欲しい。この『節制』のカードは癒しの天使です。どことなく優しくていつでも傍に寄り添ってくれそうなそんな雰囲気の優しさに満ちた雰囲気が素敵です。ボヘミアン・ゴシック・タロット4thエディションのオアシス的なカードですが必要な時には必ず現れる優れものです。誰にでも必ず守ってくれるガーディアンエンジェルや精霊がいると言われます。そのような存在がいると知るだけでも心が強くなります。必要な時、何が必要かを伝えることで必ず答えてくれるのがガーディアンエンジェル。タロットカードの利点はそのような存在が我々にメッセージを渡しやすくなるという点です。彼らはいつも見守っている存在の手助けをしたいのです。今必要な事を知るために手がかりとしてタロットを引いてみるのはいかがでしょう。
世界中にファンを持つこのボヘミアン・ゴシック・タロット。いつでも人間が普遍的に抱えているであろう心の闇にひっそりとそして凛とした姿で適度な距離感を保ちながらも優しく寄り添ってくれるような共鳴の波動で見守ってくれるような究極の静寂による癒しとでも呼べるようなそんなスペシャルな空間を作り上げてくれる名盤タロットデッキといっても過言ではありません。タロットリーダーが自信を持っておすすめするハイ・クオリティのこのデッキ。一生に一度の出会いを受け入れてみませんか。


4thエディション
世界中に熱狂的なファンをもつこのボヘミアン・ゴシック・タロット。今回は4thエディションということもあり、さらに細部まで綿密に練り上げられた計算された絵柄作りが今までより一層心の機微を刺激するシャープさを研ぎ澄ませてきています。
4thエディションは専用の木箱入り。英語ですが小さな解説書もついています。気になる時に気になるカードを探し出せば自分の中に潜むわだかまりが何なのかを的確に知らせてくれるのがこのボヘミアン・ゴシック・タロットです。

専用のコンパニオンブック

嬉しいことにこちらは専用のコンパニオンブック・英語版があります(セット購入がお買い得です)。世界中にファンがいるこのタロットデッキですのでこの専用のコンパニオンブックが海外からオーダーされたこともあります。
シャドウに焦点を当てるこのタロットならではのオーダーでした。心の深い部分を知りたいのは万国共通なのは言うまでもありません。
このコンパニオンブックは全頁にカラー画像のカードが掲載されています。視覚派のタロットリーダーにはこの心遣いが嬉しいですね。専用のコンパニオンブックならではの各カードの解説はこの密度の高さです。ボヘミアンゴシックタロットだからこそ書ける解説で溢れています。可能であればセット購入をおすすめします。


このコンパニオンブックにはこのようなプレゼントカードが入っているようです。少し大判のサイズのボヘミアンゴシックタロットカード。どのカードが入っているかはお楽しみ。
ご購入は購入ページでどうぞ
どのカードも完成度が高い。別格のクオリティを誇るボヘミアンゴシックタロット

ボヘミアンゴシックタロット 4th エディション スタンダードデッキとコンパニオンブックセット Bohemian Gothic Tarot Fourth Edition Standard size & companionbook
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