ヘッダーメニューの『タロットリーディング特集』から
プルダウンメニューで『タロットのこと』に続く『素朴な疑問』というコーナーがあるのですが
そこに『タロット占いをカウンセリングとしてやりたい』というテーマを追加しました。
そちらをお読みいただければわかるのですが
何度も繰り返し同じことをあえて書いてますが
ここではタロット占いにカウンセリングの手法は使わない方向性をおすすめしています。
理由としては
全体性を切り崩したくない、
切り刻んで細かく分析していく科学的手法を魂に適用したくない
その観点に回収されると見えなくなるものが多い
むしろ魂の輝きが失われる弊害リスクがある
という思いがあるためです。
であるがゆえにタロットカードを介在させてクライアントとのやり取りを行う
という姿勢を崩さない方がいいと考えています。
切り刻み始めたところで健全な魂の存在を感じ取れなくなってしまうので。
タロットはその場のエネルギーが大切で
まず相談者の魂の状態を最大限に尊重するところから始めるのが最低限のマナーですし
そこから始めないと相手本来のエネルギーがタロットに上手に反映できないと考えています。
・・・カウンセリングはただただ傾聴するだけ、とはいいつつも
やはり精神分析や心理学などの分析的手法が入ってくるので
この段階で方向性が反対であるという基本的な理解が必要と思われます。
タロットの場合、易占もそうですが
その場、その場で出る結果が変化するタイプの占いは
卜占（ぼくせん）とかぼくうらない、と言い
その瞬間の場のエネルギーに反応して結果が入れ替わっていくため
それゆえ、当たらないと思われがちなのですよね。
ただそれゆえに一期一会的にとても貴重な場所という事ができるわけです。
相手の魂を最大限に尊重するというのがまず第一歩ですから
そこで相手を凹ませることは厳に慎まなければいけないですし
タロットリーダーは謙虚さを知る者でなければ勤まらないともいえます。
いずれにしても学術的権威という重さを取っ払って
本来の魂の在り方を発揮していただき本来の姿でそこに座ってもらうことがタロット占いを始めるにあたって必要条件となることを頭に置いておきたいものです。
その魂の放つエネルギー、全体性が整ってこそ、本来のタロット占いができるということですね。
健全さを取り戻すこと
本来の魂の輝きを呼び覚ますこと
このようなタロットを目指していきたいものです。
