戦いに勝ったのでしょうか。
投げ出された剣の前で満足そうに立っている人物の姿があります。
敗者たちは背中を丸めて意気消沈しています。勝者は満足気ですが、
でもなぜか殺伐とした雰囲気は拭い去れず、奇妙などんよりとした空気が漂います。
このカードが出たときは、
戦いに勝ったとはいえ納得感のある勝ち方ではなく、
相手の意表を突いたり、
攻め込むべきポイントでは無い部分を不必要に突き続けたり等、
ある種の不正染みた手法を用いての勝利などの可能性があります。
確かに相手は去りましたが、
かといって正々堂々と戦った上での勝利ではなく、
あくまでも不誠実で狡猾な勝利であるという点において、
自身の実力不足という事実からは目を逸らすべきではありません。
☆お助けリーディング
総合運として読む場合
正義が勝つとは限らない、という現実社会の負の面を思い知る状況に直面しそうです。
告げ口やコネ利用などにより足元をすくわれたり貶められたりするかもしれません。
もし自分がそれを行った立場であるなら、
一時的な勝利は長く栄光は続かない事をやがて知ることになるでしょう。
世の中はとかく愚かな一面を持ち合わせているのが常ですので、
正しい行いと思われているものが必ずしも報われるわけではなく、
それを知る事もまたひとつの学びと捉えるべきかもしれません。
恋愛運として読む場合
身に覚えのない噂などで相手とのトラブルが発生するかもしれません。
誤解によるものであっても聞き入れられず、理解しあうのが難しい状態に陥りそうです。
冷静になるまで少し距離を置き、冷却期間を持った方が良いでしょう。
片思いである場合、誤解を受けてしまうことで展望が望み薄い方向に向かいそうです。
誤解を解くにしてももう少し時期を待って運気が回復することを待った方が良いでしょう。