（画像はボヘミアンゴシックタロット 4th エディション『節制』）
羽根の生えた天使がバランスを取りながら注意深く水を注いでいます。
男性でも女性でもなく、人間でも神でもない存在でもある天使は、
いずれにも属さない中立性を暗示する存在です。
両方の狭間でバランスを上手に取りながら
それぞれの調和をもたらすよう常に配慮を続けています。
このカードが出た時は、
慎重かつ注意深くバランスをとりながら
物事に対処する必要性を示しています。
中庸を心掛け、いずれにも属さず、かといって離れるのではなく
組織と組織、人と人等のコミュニティ間のバランスを取る関わりは続けています。
場合によっては自分自身についての
バランスの問題を問う必要もあるかもしれません。
いずれにしても自分の意志で状況をコントロールする重要性を示しています。
☆お助けリーディング
総合運として読む場合
バランスのとれたとても良い状況です。
一見穏やかでありながら何かに真剣に打ち込んでいたり、
静かでありながら情熱を燃やしているなど、
相反する二つの要素を上手く折り合いをつけながら
それぞれを高め合っています。
冷静な視点がきちんと備わっているので、
このような時は周囲に困っている人がいたら
さりげなく助けの手を差し出してフォローしてあげると良いでしょう。
自分以外の人の状況も良く理解できる心境にあるので
できる範囲で人助けしておくと後々良い事に繋がりそうです。
また、何かに取り組む場合はコツコツ、着々と結果を出していけるでしょう。
恋愛運として読む場合
少しずつゆっくり育っていく恋愛に縁があります。
派手ではないけれど堅実で誠実な関係を育むことができるでしょう。
相手がどのような人物かよく見極める視点も大切です。
一緒にいて癒されるような相手であればこのまま前向きに進めていくと良いでしょう。
時には難しく面倒な状況もありますが、
あきらめずに前向きに着々と淡々と駒を進めていくと良い結果が得られそうです。