寒そうな雪の降る夜ですがそんな中を２人の夫婦でしょうか、
彷徨っています。彼らには暖かい食事も部屋もありません。
できることはただ恵を乞うことだけです。
このカードが出たときはまず物質的、金銭的なトラブルや出費、
或いは借金に苦しんでいる状況が浮かび上がってきます。
もしくは精神的な貧しさ、シェアを拒む心、援助の拒否など、
与える事を決してしない貧しさなども表します。
場合によっては失恋など、心が飢餓感を覚えている状態なども見て取れます。
他のカードとの絡みにもよりますが、
いずれにしてもかなり大変な欠乏状態であることに変わりはありません。
何か救いがあるとすれば、
恵の心を持った存在が助けてくれるかもしれない、ということです。
☆お助けリーディング
総合運として読む場合
貧しい状態を表すカードです。金銭的に辛い状況に陥るかもしれません。
出費を抑えて慎重な対処を心掛けて下さい。
精神的に満たされないという状況も考えられます。
いずれにしても枯渇した思いに囚われて
なかなか豊かで充実した気持ちになりにくいかもしれませんが、
一方でいかなる困難な状況においても少し視点を変えさえすれば
希望を見出し救いを求める事ができることを知る良い機会でもあり、貴重な経験にもなります。
まだ近くに希望の灯が必ずあります。希望を感じ心を強く持っていきましょう。
恋愛運として読む場合
愛が欲しいのに与えられず苦しい気持ちになっているようです。
自分なりに努力したものの幸せにたどり着けず愛に対する飢餓感が強くなっています。
そのため精神的にも貧しい状態に陥っています。
このような時にむやみに動いても良い出会いは期待できません。
人と自分を比べるのをやめてまずは自分自身の持つ良い部分を感じ取ってみましょう。
気持ちが優しい、ユーモアがある、人が喜ぶことをするのが好き、etc…。
その先に新たな希望の炎が燃えてくるでしょう。
その結果、豊かな愛が向こうからやってきます。
自分の豊かさに気づいていきましょう。