『タロット・ヴィジュアライズ・アート』作品『節制』をアップしました。
節制のカードは個人的にはわりと好きなんですよね。
理由としては数秘術のアプローチから算出するパーソナルカードがこの『節制』だからです。
節制をパーソナルカードに持つ人は、生まれ持ったヒーラーの素質があるらしい。
現段階ではヒーラーという意味ではタロット関係のみですが
何か他の事にも生かしていけたらよいのかもしれません。
あと、同じく数秘術のアプローチでソウルカードというものもあります。
こちらは私は『隠者』です。道を探求し道を照らす者である隠者。
これらパーソナルカードとソウルカードの算出方法は
会員限定記事の『数秘術とタロット』に記載していますのでご興味のある方は
どうぞご覧下さい。会員登録はこちらです。↠会員登録する
節制のカードは天使のカードという説もあり
天界と地上界を繋ぐ役割がこの節制のカードにはあるといわれています。
パーソナルカードが節制だから、というわけでもないのですが
私は個人的に精神性がどんどん貧しくなっている風潮のようなものに危惧を覚えるタイプのおばちゃんです。
ですのでこの節制のページにもその旨の記述を載せるようにしました。
他の多くと同じく、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』からの文章の引用をしています。
そこでは「他の世界、天上の至高の世界と生きたつながりを有しているという、
神秘的な貴い感情が与えられている」といった昨今まず巡り合えそうもない珠玉の表現が散りばめられています。
これ、言葉としては一級品の宝石と言い換えても言い過ぎではありません。言葉の使い方は大切ですね。このような珠玉のきらめきを有する表現に出会えるのが精神性を大切に育んでいた時代に書かれた古典の良さです。古典とはいってもこのカラマーゾフの兄弟は１８００年代の半ば以降の物語ではありますが。にしても現代にも通用する数々の預言的な言い方は示唆に富んで我々の感覚を刺激してきますし、さらには精神性を失うまいと弟子たちに諭す長老の深い眼差しを感じる普遍性を帯びた至言の数々は迷える現代人にも多くの学びを授けてくれています。
そんな天界との繋がりを意識させてくれるのがこの節制でも描かれている天使の存在です。
天と地を自在に行ったり来たりできる軽やかな使者。
その天使のメッセージをどれだけ敏感にキャッチできるのか、
そこが非日常的な天界に意識を向ける為には重要なポイントになるかもしれません。
節制のアート、おすすめしたいのは
これを部屋に飾ることで日々、無意識にその存在を感じ取り
天に意識を流すことができるからです。
偶像を崇拝しているわけでもなく
アートとしてその作品の美しさを感じ取りながら
感覚を美的に刺激しながら
そして天界に意識を向ける
それがこの節制の素晴らしさであり
おすすめできると確信を持っている所以です。
※画像は作品をタロットカードのイメージで制作してみたものです。
こちらは基本的に『ボヘミアン・ゴシック・タロット4thエディション』をご購入いただいた方への
プレゼントとして制作中の大アルカナ２２枚セットの一枚です。
会員限定での販売も受け付けますので
ご興味のある方は会員登録してご連絡下さい。
