『タロット・ヴィジュアライズ・アート』の作品紹介用のページ作りを引き続き行っておりまして
今回は『死神』の作品をアップ致しました。
今回起こした『死神』の作品は『教皇』のカードと構図を同じにしてあります。
紹介ページにも記述したのですが
生を司る象徴としての法王と
死を司る死神を対比的に描いてみたかったのでそのようにしてみました。
やはり生き生きとした生を象徴する法王の方がありがたみがあって飾るならもう絶対こっち!
なのですが、
意外と展示会の際には『死神』いいですね、というお声を耳にしたので
ファッションとしてのスカルが一般的に認知度が高いため
みなさんさほどコワ~イという子供のような反応はあまりなさらず
大人でいらっしゃったのが印象的です。
私くらいだったかも、死神こわい~って言ってるのは。
技法的には背景の金をなるべくピカピカにしっかり磨いて
その上で打刻で模様を作り込んでいきました。
ちょっと手元が狂うとそれだけで失敗になりかねないので
そういう時はもう内心汗だくになりながらの作業になりますね。
なので完成すると肩の荷がおりてほっとしたのをよく覚えています。
紹介ページではタロットの基本的な意味合いを掲載して
決して悪い意味だけではないという点を書かせてもらってます。
ただし、これが逆位置ででてきた場合はちょっと嫌なんですよね。
不要な縁をスッキリ「切れない」感じがして。
なので大アルカナ22枚分の紹介ページが出来上がったら
その後、逆位置の意味合いも載せていけたらと思います。
今のところ22枚を順に少しずつアップしており
しばらくしたらまた一から順にリライトしていこうと考えていますので
定期的に見にきていただければと思います。
死神は神の使いですし
死を見つめることで生を見つめ直すことができると思いますので
そんなちょっとした機会になれば幸いです。